【モンキー125】やっぱり必要!デイトナのタコメーターキットなら取付簡単!【JB02 JB03】

 視認性も良く、お洒落に仕上げられたモンキー125の純正メーターなのだが足りないものがある。

そう、タコメーターが無いのだ。👾

ネットでググると安価な電気式タコメーターが多く見つかるが、今回はスムーズに取り付け作業を済ませたいということで【デイトナ VELONA タコメーターキット】を購入してみたのでレビューしていこうと思う。


目次

・タコメーターって必要なの?

・デイトナのタコメーターキットは取付簡単

・取付作業開始

・使用感をレビュー


タコメーターって必要なの?

「タコメーターは必要でしょ?いやいや、無くても困らないんじゃね?」

様々な意見や憶測が飛び交うこの話題。

「そもそも最初からメーカーが付けていないんだから、このモンキー125っていうバイクにはタコメーターは不要ってことなんでしょ!」

こんな声が聞こえてきそうな気がするが、俺はタコメーターの無いモンキー125に乗っていて真っ先に思った。

どこまでエンジンを引っ張って回していいのかわかんねー!💨

そうなんだよ。シフトチェンジする際に、このエンジンがどこまで回せるエンジンなのか限界(レッドゾーン)がわからないっていうのは、乗っててなんだかモヤモヤする。

どんだけ回っているのか音を聴けばだいたい解るなんて意見もあるが、すまんが俺には解らんよ。👻

排気量が小さいバイクだと、なおさら使用するエンジン回転域は広範囲になるかと思う。

大型車は回したら速すぎて怖いけど、小型車は回さないとスピード出ないから。


オフ車はタコメーターが無い車種がほとんどだが、これには理由がある。

本格なオフ車はなんせ軽量化第一主義なので、できれば余計なものは付けたくない。

それに荒れた路面を走行する際は車体が激しく揺さぶられて、メーター類などを見る余裕はない。

以前、俺は林道を走行した経験があるのだが、林道走行でエンジンをブン回すようなことしたら危なくてしょーがないので、どこまでエンジン回せるかなんて、オフロードでは考えない。

そんな訳で、オフ車にはタコメーター不要というのが定番。👺


ところがだ。

オンロードだとやはりエンジンを回したくなる。

元気のいい回転数を使いたくなる。小型車だとなおさらだ。

そうなると、、、やはり知りたいのだ。今どんだけエンジンが回っているのか。そしてこれ以上エンジンを回してもまだ大丈夫なのかと。🚩


ここまであれこれとウンチクを語ってきたが、タコメーターを必要とする最大の理由は、、、


スピードメーターだけじゃ寂しいんだよ!💥


なんだかんだ言っても、男子たるものたくさんのインジケーターランプがピカピカしてたり、たくさんのメーターがヒュンヒュン動いていたりするのが大好きなんだよね。

見てたでしょ?ナイトライダー!

ナイト2000のメーター周り、最高にイカしているよね。

そんな訳で欲しいんだよ、タコメーターが。

スピードメーターよりも、タコメーターのほうが好きなんだよ!

諸君、自分の心に素直になろうではないか!


デイトナのタコメーターキットは取付簡単

冒頭でも述べたが、今回はスムーズに取付作業を済ませたい。

それと併せて、まるで最初から装備されていたかのような違和感のない仕上がりを切望!

ということで、必要なモノが全て揃っている【デイトナ VELONA タコメーターキット モンキー125】を選んだ。

付けるために必要な全てのパーツが
ここにあるっ!⚽

モンキー125専用のキットなので、タコメーターを装着するステーは専用設計となっており、振動防止ゴムも付いていて、スピードメーターの真横にタコメーターを違和感なく装着することができる。

もちろん分岐取出しするための配線ケーブルもキットには含まれているし、取付説明書も丁寧な図解入りのモンキー125専用となっているので、一切悩まずに取付作業を進めることができるという、至れり尽くせりなキットとなっている。

と言い切りたいところなのだが、追加で配線保護用チューブは絶対に用意したほうがいい。

配線コードをむき出しで車体に這わせるというのは心もとないので。

なので今回は【キタコ コルゲートチューブΦ3mm×2m】を併せて購入した。

配線コード保護に絶対必要!

それと配線固定用の結束バンドも用意しておいたほうがいいだろう。


取付作業開始

それでは付属の取付説明書に従って作業を進めていこう。

先ずはヘッドライトの固定ネジを外して、ライトケースからヘッドライトを取り外す。

ヘッドライト裏には接続カプラーがあるので、これを抜かないとヘッドライトは取れない。

赤丸の固定ネジは左右にある

接続カプラーがあるので
力任せに引っ張っちゃだめだ

カプラー外せばライトは取れる

続いてライトケースを固定している両側のボルトを外す。

併せてライトケース内にも固定ボルトがあるので、こいつも外す。

これでライトケース本体を下方へずらすことができるので、純正スピードメーターの裏側にアプローチする隙間ができた。

左右両側のボルトを外す

まだだぞ!
ライトケースはこのボルトで固定されている

六角レンチにて、スピードメーターを固定している2本のボルトを外す。

今回、一番やり難かった作業がこれ!

この純正スピードメーター固定ボルトがめっちゃ固くて、限られた隙間での作業だったから力をかけ辛くて、、、

手狭なので力が入りにくい上に
追い打ちをかけるようにスゲー固い

無事に外れたら、デイトナのタコメーターに専用ステーを取付ける。

ステーに噛ませた防振ゴムがいい仕事をしてくれそうだ。

防振ゴムをステーの穴に付ける
こういった細かな配慮がデイトナUSA

このモンキー125専用ステーが大事
純正メーター脇にピタッとハマる

先ほど外した純正スピードメーターのボルトにタコメーターステーを噛ませて、純正スピードメーターと一緒にトップブリッジのマウントに元通り固定する。

純正メーターの穴にステーの穴も合わせる

純正メーターと共にステーをボルト固定

続いてはタコメーターに供給する電源の取出しだ。

ブレーキマスターシリンダー近くのブレーキスイッチハーネスにタコメーターキット付属の電源取り出しハーネスを取付ける。

このブレーキスイッチハーネスは同じ黒色のものが2本出ているのだが、どちらが電源線だか不明なので、実際に繋げて確かめろと説明書には書いてあるのだが、、、テスターで調べたほうが手っ取り早いな。

その足を治す秘孔はこれだっ!
ん!?まちがったかな

まちがってなかった!
こっちが電源線だ!

ハーネスを接続して電源拝借

アースハーネスの取付けに移ろう。

フロントフォークのアンダーブラケットに付いているクランプネジに付属のアースハーネスを取付ける。

説明書通りここにアースした
アースと言ってもノーマットではない

さぁ次はイグニッションコイルに信号取出しハーネスを取付けるぞ。

イグニッションコイルの青色平端子側に付属の信号取り出しハーネスを取付ける。

ハーネス取り付けて信号線を分岐

タコメーターから伸びる各種配線にブレーキスイッチハーネス、アースハーネス、信号取り出しハーネスを接続して、スイッチオンで動作確認。

青色と緑色のギボシ端子はオプション用
なのでフリーのままでOK

問題ないようなら配線を【キタコ コルゲートチューブ】で被覆保護し、燃料タンク裏側に配線を這わせて適切な箇所を結束バンドで固定。

電源取り出したところも保護

アース線も保護

最後にタコメーター本体にて動作モードやシフトインジケーター(ランプ点灯回転数)設定を済ませれば作業は終了、お疲れ様ってところだ。

自然な感じでタコメーターが
スピードメーターと並んだじゃないですか~

繰り返し述べるが、付属の取扱説明書は親切丁寧に図解されているので、その通りに作業を進めれば簡単にタコメーターを取付けることができる。

心配無用だ。👍


使用感をレビュー

このデイトナのタコメーターキットはモンキー125専用なだけあって、純正スピードメーター隣の適切な箇所に仕上がりよく装着することができる。

防振ゴムのお陰で安定感もある。

メーターのバックライトは白、青、橙の3色切り替えが可能なので、気分で色を変えてみてもいいだろう。

肝心なメーター針の反応速度はというと少々遅めの印象を受けるが、そもそもモンキー125は鋭く吹け上がるようなスポーツバイクじゃないから、この程度で十分であろう。

メーター本体サイズは小さ目のΦ48なのだが、老眼の自分でも見にくいとは感じないので、小柄なモンキー125に似合う実用的なメーターとなっている。

正直、ネットには安価なタコメーターがたくさん売られているので、このデイトナのタコメーターキットはちょっとお値段張るなぁと感じるかもしれないが、メーター本体の作りに安っぽさは無く、専用ステーの出来も良く、必要な配線も全て揃っていて取付説明書も図解入りで完璧なので、納得の価格だと感じた。

デイトナさん、いい仕事してますなぁ。👍


因みにこのJB02型モンキー125は7000rpmで9.4PSを発生する。

このデイトナのタコメーターのお陰で、しっかり7000rpmまで回して9.4PSを使い切ることができそうだわ~



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