トイレの鍵が勝手に閉まるので修理しました【ケース鎌錠】【KLD51】【引き戸】

 我が家のトイレの扉は引き戸なのだが、最近になって鍵の調子が悪い。

サムターンと呼ばれるツマミを回して鍵をロックするのだが、このツマミがいつの間にやらユルユルな状態に、、、

引き戸をバタンと閉めると、その衝撃で勝手につまみが回ってしまってロックされちゃうのである。

ちょっとの衝撃でこーなっちゃう💦

トイレに入った時ならまだいいのだが、トイレから出た時にこの勝手気ままなオートロック機構が発動すると、誰も居ないトイレなのに鍵が掛かってしまって、次にトイレを利用する人が「もぉっ!いつまでトイレに入っているんだよっ!」って勘違い独り相撲状態でおしっこを我慢する羽目になってしまうのである。💀


おしっこの我慢は膀胱炎の原因にもなるからね。🙀

鍵だけでなく膀胱までもがユルユルになったら困るので、分解修理することにしました。


先ずははツマミ(サムターン)側にあるビスを外す。

このビス2つを外す


これで扉両面の金具が取り外せるようになるので、外したらセンターに刺さっている四角いピンを抜く。
ビス外せばサクッと取れる

この四角いピンを無くさないように!

次に鍵のフックが出てくる引き戸側面のビスを外し、埋め込まれている鍵本体をスライドさせて引き戸から抜く。


本体は木ねじで留まっている

引っこ抜けっ!

きっとツマミを固定させるバネが壊れているのが原因なんだろうなと思いつつ、鍵本体のビスを外して蓋を開けてみると、、、

やはり固定用のバネが劣化して折れてしまったのがユルユル現象の原因であった。

S字状のバネが死んでいる、、、


しかしながら、、、

これと同じようなバネを調達できそうにないし、同じ形状に曲げて作成するのも難しい。

しばらく考えた結果、要はツマミが鍵オープン時に軽く固定されるようになればいいんだと割り切って、机の片隅にあった大き目のクリップを簡易加工し、はめ込んでみた。

なんだかこれでいけそうな気がするぅ♪

六角レンチに巻きつけて形状加工

これでなんとか留まるようになった😅

蓋した後、元通り引き戸に組み込めばOK


少しばかりスムーズさには欠けてしまうが、ちゃんと鍵オープン時にツマミが引っ掛かって固定できるようになったので、これで勘違い独り相撲状態おしっこ我慢大会から開放されるわ~

オープン位置で留まるようになりましたわ🙆



因みにこの引戸の鍵はアトムリビンテック社製のケース鎌錠と呼ばれるものと判明。

まったく同じ品物は既に存在しないようだが、型番【KLD51-P3】とほぼ同等なので、更なる故障に見舞われるようならこれを注文してケース鎌錠ごと交換することにしよう。


尚、鎌錠には異なる形状の物やバリエーションが存在するので、交換の際は品を間違えないように下記メーカー公式サイトで型番をチェックしてくださいね~

https://www.atomlt.com/product/padlocks/




コメント

  1. やるね〜。
    観察力と構造理解がものを言いますねー。
    お見事です^_^

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      新しい鎌錠に交換しちゃったほうが手っ取り早いのかもしれませんが、修理して使えるようになった!っていう達成感がたまらなかったりするんですよねぇ。(^^)
      不燃ゴミも出さなくて済むから、エコな気分にもなります。

      削除

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