ハクキンカイロは圧倒的な温かさ!使い捨てカイロとコスパ比較【ホカーホカ】

 ブログタイトルの通り、腰痛持ちな俺なので寒さにはめっぱう弱い。

仕事柄、標高の上がる山林での作業や立ち仕事もあって、冬の外仕事はうんと腰が痛むのよ。

冬の山林は極寒なので、使い捨てカイロではちっとも暖かくならない。

桐灰から販売されているマグマっていう名前からして強力そうな使い捨てカイロも使ってみたのだが、極寒地ではほんのりとぬるくなる程度。

そして外での作業を終えて車に乗り込んでからポケットがマグマ状態になるという、、、

って、車内に戻ってからポケットが大噴火してどーすんのよっ!💢


やはり極寒地では南極観測隊も携帯したというこのカイロしかないっ!

という訳で【ハクキンカイロ ミニ】を購入してみました。

昔からこのおじさんの笑顔が描かれている

レギュラーサイズではなく、ミニにしたのには下記理由から。

・ミニはポケットに入れやすくて持ち運びに便利。

・金属製で重みがあるので、少しでも軽い方がいい。

・デザインもなんか小さくてカワイイ。

・ミニでも最大持続時間は18時間なのでこれで十分。


レギュラーの最大持続時間は24時間あって頼もしいのだが、もうリゲインを飲んで24時間も会社で戦いたくないのでミニがベストサイズと判断した。

まぁミニの最大持続時間である18時間戦うのも無理なのだが、、、


それではこの【ハクキンカイロ ミニ】の実力を見ていこう。

箱の中にはカイロ本体、注油カップ、布袋、取説が入っている。

ハクキンカイロの発熱原理はご丁寧に箱の裏に記載してあるぞ。

取説はワールドワイドに多国籍だぞ

since1923だってハイテクなんだぞ
参ったか!


燃料のベンジンは近所のドラッグストアーにて購入。

それにしてもホカーホカって、なかなかイカしたネーミングセンスだと思わない?

ホカホカでもなくホッカホカでもなく
ホカーホカって、なんかオホーツクみたい

カイロ本体へのベンジン注入にはこの注油カップを使う。

カップには目盛りが振ってあって、1カップで約12.5mlとなっている。

この【ハクキンカイロ ミニ】は最大で1カップと半分のベンジンを注入することができる。

この注油カップは優れていて、カップにベンジンを注いだ後、90°ひねって向きを変えるとベンジンが注入される構造となっている。

実はzippoのカイロにしようかと考えたりもしたのだが、zippoの注油カップが非常に使いにくいとのレビューを幾つか見かけたので、この90°ひねり方式の注油カップがハクキンカイロを選んだ理由にもなっている。

zippoのモノとは違うのだよ!
zippoのモノとはっ!


注油の手順は以下の写真の通り。

金属の光沢が美しいが、手脂が付くのだ

上部の蓋を外すと現れるプラチナ触媒(火口)

プラチナ触媒(火口)を外すとベンジンが
染み込む中綿が見えるようになる

注油カップを取り付けてベンジンを注ぐ

90°ひねるとベンジンが
ゴゴゴゴって

そしていよいよ点火なのだが、火をつけるのではなくてプラチナ触媒を熱して酸化反応を開始させるので、上からライターの火を近づけて3~5秒ぐらいプラチナ触媒部分(火口)を熱すれば良い。

間違ってもカイロを逆さにしてを火炙りにしてはいけない。これやると焼かれてススが付いてプラチナ触媒の寿命が縮まっちゃうから。

焼いてはダメだ、熱するだけだぞ


酸化反応が始まるとすぐにカイロ本体が熱くなって素手では持てない状態になるので、速やかに金属カバーで蓋をして布袋に入れること。

グズグズしていると火傷するはめになっちゃうよ。👅

どんどん熱くなる本体

布袋に入れるのだが
熱いと布袋寅泰のようにスリルが味わえる

マジックテープなのが何気に便利


カンカンに強烈な熱量を放出するハクキンカイロ。

布袋を通してじわ~っと熱が伝わってきていい感じ。

未だ本格的な冬では無いが、今日のような寒い日はポッケに入れたハクキンカイロの熱が股の間の大腿動脈に伝わって、血液が温められている感じがする。

なんだかち○ち○までほんわかしてきてきたよ。やべーな。👾

やはり使い捨てカイロとは比べ物にならないくらいの熱量を放出しますね。

熱いなHIKAKIN!
えっ!ヒカキンじゃない!


ところで気になる使い捨てカイロと比較したコストパフォーマンスはというと、、、

結論から言うと、最近は激安販売されているので使い捨てカイロのほうに軍配は上がってしまう。🙀

安いんだよねぇ、使い捨てカイロは。

因みに近所のドラッグストアーではエステーの使い捨てカイロ30個入りが税込492円でセール販売していた。

これを毎日1個ずつ使ったとして、1日あたりの使い捨てカイロの金額は16.4円になる。


対してハクキンカイロを毎日使うとして、注油カップ1杯(12.5mlで12時間持続)のベンジンを燃料として毎日使用すると考えると、ホカーホカベンジンが500mlで税込657円で販売されていたので、1日あたりの燃料代は同じく16.4円になる。


日々の運用コストは同じでも、ハクキンカイロには本体の購入金額に加えて2シーズン毎にプラチナ触媒(火口)を交換しなければならないので、環境にはエコでもお財布には使い捨てカイロよりエコではないという結果に、、、


まぁそれでもこの圧倒的な熱量は使い捨てカイロでは得られないし、そもそも極寒な環境では使い捨てカイロでは役に立たないからね。

使う前にベンジンを注入して点火しなきゃならない面倒くささはあれど、寒くなる冬シーズンに外仕事をされる方にはハクキンカイロをおすすめしますよ。

昔、のこいのこが「ぬくさ段違いハクキンカイロ♪」って歌っていたけど、歌詞に間違いはないな。👍



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