ブラザーの後継機プリンターを購入!旧モデルと比較【DCP-J926N】【DCP-J963N】【互換インク】
以前からブラザーのプリンターを使っているのだが、最近になってインク詰まりを起こしてヘッドクリーニングをする機会が増えてきたので、思い切って買い替える事にした。
選んだプリンターはこれっ!
ブラザーの【DCP-J926N】
ドドーーーンと配達完了 |
備わっている機能は今まで使ってきた【DCP-J963N】と同じなので、このモデルは後継機な位置付けとなる。
またしても同じブラザー!またしても同じような複合機!
そう!絶対に他メーカーを選べない理由がここにあるっ!くぅぅぅ~⚽
ってことで、ブラザー推しの理由を解説をしていこう。
目次
ブラザーのプリンターは長寿命
先ずは今まで使用してきたブラザーの旧モデルである【DCP-J963N】について説明しよう。
この複合機は2015年の秋頃に購入したので、7年半以上活躍してくれたことになる。
印刷頻度は約3ヶ月毎にコピー用紙1冊(A4用紙500枚)を使い切っていたので、年間にして2,000枚程度というところだろう。
それに加えて年1回の高画質での年賀状印刷(約100枚)が加わる感じ。
このぐらいの印刷頻度になってくるとインクカートリッジもそれなりの交換頻度になってくるので、非純正インクを使いたくなってくる。
っていうか、正直言うと思いっきり非純正インクを使い続けてきた。💨
因みに使用した非純正インクは「インクのチップス」の製品。
だって安価だし注文すればすぐ届くし、認識不良のトラブルも無かったんだもん。
つまりは「早い、旨い、安い」の三拍子に負けたキン肉マン状態だったという訳だ。
※今回購入した現行モデルの互換インクについては、後述の【DCP-J926N】の利点と欠点を参考にして欲しい。
旧モデルは互換インクの取扱いが豊富であった インク、キレてないですよっ! |
それが原因でインク詰まり&ヘッドクリーニングをする機会が増えたんじゃないのか?と言われればそれまでかもしれないが、非純正インクの使用環境下で7年以上働き続けてくれたのだから、プリンターの耐久性としては十分であろう。
7年以上頑張ってくれた【DCP-J963N】 グッジョブである👍 |
過去にはキャノン、エプソン、HP(ヒューレットパッカード)のプリンターも使ったが、この3社の中では7年も働いてくれたプリンターは1台も無かった。
特に酷かったのはHPの複合機っ!💢
くっそ高い純正インクを使ったにもかかわらず2年足らずで昇天。しかもヘッドクリーニングで出た廃インクが漏れ出して机は大惨事に。💀
かなりのポンコツ具合であり、キン骨マンよりも超人強度が低いので、もう絶対にHPだけは買わない。👊
やはり長寿命というのはプリンター選びには非常に重要な要素!
この耐久性が引き続きブラザーを選ぶ理由の一つとなっている。
【DCP-J926N】のセットアップ
届いた箱を早速開封!
内容物はこちら。
各種取説もしっかり付属 安心のブラザー 因みにHPは紙っペラ1枚の取説だった💥 |
本体、各種取扱説明書、保証書、セットアップCD-ROM、そして各色スターターインクの構成となる。
アマゾンでの購入は「本体のみ」と「インクセット」を選べるようになっていて、「本体のみ」を選んだらインクが一切付属しないのではないか?という誤解を招きそうだが、「本体のみ」でもちゃんとスターターインクが付属しているので、その心配は無用だ。
安心してください インクは付いてますよっ! |
セットアップ作業は付属の「かんたん設置ガイド」に従って進めていく。
これと併せて本体前面のタッチ式液晶ディスプレイに手順が表示されるので、悩み不要の親切設計となっている。
親切な取扱説明書 |
親切な液晶ディスプレイ |
液晶ディスプレイの案内に従ってインク挿入 |
5分じゃなくて、 4分と刻んでくるところがくそ真面目だ! |
そうそう、途中で本体のキャリブレーションを行わなければならないのだが、これだけがちょっと面倒だな。👻
調整シートを印刷して、、、 |
Can you celebrate じゃなくて Calibrationだ |
引き続きWi-Fiの設定、PC本体へのプリンタードライバー&専用アプリのインストールを済ませは完了だ。
無線接続は楽だ! 無銭飲食は犯罪だ! |
TM NETWORKに接続! Get Wild 何もぉ怖くはな~いぃぃ♪ |
PCへのインストールはこの円盤から もしくはブラザーHPから最新版をDL |
セットアップの全ての工程において、タッチ式液晶ディスプレイがホントにいい仕事をしてくれる。👍
これのお陰でセットアップ作業は簡単になっていると言っても過言ではない。
旧モデルとの比較
はっきり言って、外見はほとんど旧モデル【DCP-J963N】から進化していない。
右が新型の【DCP-J926N】 brotherの文字が際立つ |
機能面でも旧モデルにてほぼ完成されている感があるので、そんなに違いは無いだろうと舐めていた。
ところが、、、動くと明らかに違う。
外見を赤い色に塗りたくなるくらいに速い。そう、3倍速で動く赤いモビルスーツのように。
印刷速度そのものが向上しているのだが、特に際立って速いのが印刷指示を出してから一発目のファーストプリントの速度!
これには驚いた。👀
ほとんどタイムラグが無く、瞬時に印刷が始まる。
速さというものがこんなにも使用する上で快適感をもたらすとは思ってもいなかった。
赤い彗星のように印刷速っ! でも本体色は連邦カラーなんだよな |
余計な贅肉を削ぎ落として、シンプルな操作メニューになっているではないかっ!
インク残量についてもおよその印刷可能枚数が表示されるようになっている。
シンプル故に、操作方法も直感的に理解できるユーティリティソフトに仕上がっていて、確実に旧ユーティリティよりも使いやすくなっている。
そう、これでいいんだよ。スリムで単純なのが最高なんだ!
まるでライザップでのダイエットに大成功したエド・はるみさんを思い出すレベルに仕上がっている。
スタイルグー!ソフトもグー!ホップ・ステップ・ジャンピングーである。💃
正直、旧モデルの【DCP-J963N】に特に不満は無かった。
しかしながらこの現行モデル【DCP-J926N】を使ってしまうと、この速さの違いに不満を感じ始める。
あぁ、、、人間ってどこまで強欲なんだろう💨
【DCP-J926N】の利点と欠点
前述のように旧モデルから進化を遂げているのだが、欠点が全く無いという訳ではない。
ブラザープリンター全般に言える部分も含めて、この【DCP-J926N】を使用した上での利点と欠点を以下にまとめたので、参考にしていただきたい。
[利点について]
・コスパに優れたインク仕様
ブラザープリンターのインクは4色独立仕様。色数が少ないので印刷コストも控えめになる。
↓メーカー公表のランニングコスト↓
L判フチなし:約23.1円(税込)/枚、A4カラー文書:約9.9円(税込)/枚、A4モノクロ文書:約3.0円(税込)/枚
・手頃な本体価格
コピーやスキャナー機能もある複合機の中では本体価格についても他社よりコスパに優れている。
しかも【DCP-J926N】にはADF(自動原稿送り装置)が付いているにもかかわらず実売2万円を余裕で下回る価格となっている。
もっと印刷コストに優れた大容量インクのモデルにしようかと悩んだりもしたが、本体価格を含めた圧倒的な【DCP-J926N】のお得感にはやはり敵わない。
・やはりADF(自動原稿送り装置)は楽ちん
コピーやスキャナー機能を頻繁に利用する人は絶対にあったほうがいい機能。これを使ったらたった1枚の用紙でも、蓋を開けてガラス面に原稿を合わせてセットするのは面倒に感じるだろう。
ADF最強伝説! この機能、週刊秩父伝説と共に中毒性有り! |
[欠点について]
・写真印刷の美しさは他社に劣る
もうこれは印刷コスト重視の4色インク仕様の宿命。どう頑張っても他社の6色インク仕様のプリンターには美しさで勝てるはずが無い。
印刷コストと印刷クオリティは両立するのが難しいので、ここの部分については「写真はちゃんと見れる程度に印刷できればいい」との妥協が必要なところだ。
まぁ妥協と言っても、光沢紙に高品質設定で印刷すれば十分に綺麗である。6色インクモデルのずば抜けた写真クオリティには負けるという話だ。
・互換インクの選択肢や購入が限られている
【DCP-J926N】のインク型番である【LC411】の互換インクカートリッジを販売するメーカーは現在のところ限られている状況。
理由としては【LC411】のICチップにはシリアル番号が割り振られていて、同じシリアル番号のICチップを同じプリンターで再度利用しようとすると認証エラーを起こすから、安易に量産して販売できないことに起因しているようだ。
たとえ互換インクを販売してるメーカーであってもシリアル番号の問題で販売量に制限をかけているので、欲しい時に欲しいだけ互換インクをたくさん購入することができない。
この問題、もう少し時間が経てば状況が変わってくると思うが、、、
「インクのチップス」に今後を期待しよう。
※互換インクが入手しやすくなりました。(下記追記参照)
如何だろうか?
この【DCP-J926N】もそうであるが、ブラザー製プリンター全般の特徴として印刷コスト重視な仕様となっていることが伺える。
ちょっと多めの書類印刷量をこなす事務的な使い方に向いているプリンターになるので、俺は超高品質な写真印刷を望む場合は割り切ってコンビニのマルチコピー機を利用するか、カメラのキタムラなどで印刷するようにしている。
簡潔にまとめると、、、
・印刷コスト重視な4色インク
・他社の複合機よりも安価
・複数枚のコピーやスキャンに便利なADFを装備
・超高画質な写真印刷には向いていない
・今は互換インクの入手に制限あり
※互換インクが入手しやすくなりました。(下記追記参照)
ブラザー【DCP-J926N】は上記特徴を持つ複合機!
写真の印刷画質や互換インクについては割り切りが必要だが、利便性とコスパにはとても優れていると言えよう。そして前モデル同様に耐久性にも期待していいんじゃないかと思う。
またしてもブラザーを選んだ理由、わかっていただけたかな?
(2023年9月追記)
「インクのチップス」では複数のシリアル番号(ロット番号)でのLC411互換インクの販売が始まったので、これまでと違ってLC411互換インクが入手しやすい状況となってきた。
定期的に新しいシリアル番号(ロット番号)を与えられた互換インクが追加されていくので、純正インクに縛られること無く互換インクを主力として使う環境が整ってきたと言えよう。
【DCP-J926N】の欠点が一つ消滅したので、ユーザーとしては喜ばしい限りですなぁ。🙌
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