夏の直射日光が超強烈!波板でエアコン室外機の日除けを自作【熱・雨対策】

 暑い、、、絶対に去年の夏より暑い、、、😵

もうね、あまりの暑さに南側に設置してあるエアコンの室外機がすげー心配。

強烈な直射日光に焼かれて、触れないくらいに室外機の天板が熱いっ!🍖

うへぇ~
これもう熱々おでん状態!


これじゃぁ冷房効率は落ちるだろうし、本体も劣化しちゃうだろう。

せっかく高いお金出して購入したエアコンなんだから、長持ちさせる意味でも日除けを作ることにした。


目次

・作成する上で考慮した点

・日除けの作成方法

・効果と感想


作成する上で考慮した点

先ず一番に考慮すべきは、室外機の熱交換の妨げになるような構造にしないってこと。

室外機前面や背面を囲うことはせず、開放的な構造にしたい。

そうしないと、せっかく室外機本体の温度が下がったのに、排熱ができずに熱がこもっちゃう結果になるからね。


そして日除けとしての効果を高めるために、100均等にあるような室外機天板に乗せるだけの安易なモノは避けたかった。

室外機天板上には空間を作って、日陰で涼し気な空気の層を設けいと考えた。

だって麦わら帽子を被っている状態よりも、軒下の日陰に居たほうがはるかに涼しいでしょ?


雨天への対応についてはうんと悩んだ。

当然ながら室外機は雨に晒されても平気な構造にはなっている。むしろ雨にあたって砂ぼこり等が洗い流されるほうが熱交換効率が良くなるっていう意見もネット上で見かけるのだが、それでも電化製品であることには変わりはないので、土砂降りの雨に晒されるのは如何なものかと思ってしまう。

雨で洗い流されたほうがいいと言うのなら、ホースで水ぶっかけて室外機をジャバジャバ洗うのも有りなのか?っていうと、そうじゃないだろう。

実際に冷媒管が接続されている室外機本体側面の奥深くには電子基板が入っている訳だし、やっぱり土砂降りの雨からは守ったほうがよかろう。


以上の条件を踏まえて、耐候性の高いポリカーボネート製の遮光波板を使って日除けを作ることにした。

これなら雨避けにもなるからね。☔


日除けの作成方法

やはりというか毎度というか、躯体には安価で加工し易いSPF材(1×4材)を用いた。

我が家の室外機サイズに合うように、以下の寸法にてカット。

・屋根部上面&足部補強(900mm×3枚)

・屋根部側面(350mm×2枚)

・立上げ部分(710mm×2枚)

・足部分(400mm×2枚)

素敵な丸ノコ カッティングゥ♪


丸ノコあればカットは楽勝。

このくそ暑い中、手動でギコギコとのこぎりを引くのは辛いっす。

カットに使用した丸ノコの記事はこちら👈LINK


カットした木材を組み立てていく。

もうね、ホントにくそ暑いから、インパクトドライバー使ってとっとと組み立てちゃいましょう。

コーススレッドでドッキングゥ♪


SPF材は材質が柔らかいので、調子に乗るとインパクトドライバーのパワーでコーススレッドがめり込んじゃったりするので、最後の締め付けは優しくね。

組み立てに使用したインパクトドライバーの記事はこちら👈LINK


屋根を取り付ける前に塗装を済ませる。

無塗装のまま雨晒しにしたらTウイルスに感染したゾンビのように腐っちゃうからね。💀

このままではバイオハザード!


塗料はお気に入りの【ニッペ 水性フレッシュワイド 0.7L オフホワイト】を使用。

伸びも良くて塗り易いし、なんてったって野晒し雨晒しでの耐久性は過去既に実証済みなので信頼の塗料なんだよ。

刷毛を置いたり洗ったりする際の容器は牛乳パックをカットしたものが便利。

牛乳パックと言いながら
アップルティーのパック、、すんまそ


耐久性を持たせるために、ムラ無く重ね塗りをしていこう。

ミヤギ師匠に習ったように塗るべし
心はベスト・キッド!


しっかりとペンキが乾いたら、波板屋根を取り付ける。

今回選んだ波板は三菱ケミカルの【ヒシ波ポリカ】。ポリカーボネートは耐久性高いからね。

色は透過率を考慮してブラウンスモークマット(光線透過率約38%)にした。

4尺ものを購入

ポリカーボネートは高耐久で衝撃にも強い


年季の入った波板バサミを使って、幅400mmに波板をカット。

波板バサミでカッティングゥ♪
グーグーダンスが好きでした


波板の固定には一般的な波板釘は使わずに、今回は【連結波板ビス(23mmショート版)】を使うことにした。

これならインパクトドライバー使ってラクに固定できるからね。

波板釘よりも楽ちん

波板釘より値段は高いけど
絶対にこっちのほうがいいから!


ちなみに23mmショート版を選んだのは、ねじ込む相手がSPF材(1×4材)なので。

通常の長さ35mm版の波板ビスを使ったら、厚みのないSPF材(1×4材)を突き抜けちゃうからね。


さぁ、これで完成!👏

ホワイトカラーがチャーミングゥ♪
グーグーダンス、もういいか、、、


ちょっと待った!念の為に風対策も施したい。

強風に煽られて動いたりしないように、100均のダイソーにて調達したフック(洋灯吊)とゴムバンドを使って固定することにした。

安くていいんだよコレ


このゴムバンドは防風対策等いろいろと便利なのでうんと重宝している。

ゴムバンドの記事はこちら👈LINK


ゴムバンドはフックに引っ掛け易いように、ハトメを使って小細工してみた。

指を叩かないように

上手くハトメ処理ができた


左右にフックをねじ込んで、室外機の裏から回したゴムバンドをフックに引っ掛けて日除けを固定。

これなら多少風に煽られても大丈夫だろう。

軽く下穴開けて

フック船長をねじ込む

ハトメ処理したゴムバンドを引っ掛けて、、

裏側から回して固定


効果と感想

屋根として使ったヒシ波ポリカだが、選んだ色(ブラウンスモークマット)が良かったみたいで思った以上に夏の強烈な日差しを防いでくれる。

ただのブラウンスモークではなく、マット処理されているが故に遮光効果がかなり高いようだ。

これまでは触れないくらいに熱されていた室外機だったが、この日除けを置いたら室外機に抱きついても平気な程度にしか温度が上がらなくなった。

もちろん土砂降りの雨からも室外機を守ってくれるので、雨晒しによる劣化や隙間からの浸水によるショートや漏電等の故障確率も減ったと思う。


涼し気な環境となった室外機だが、実際に日中の冷房効率は向上したのかというと、、、よくわからない。

はっきりと体感できるほどの変化は無かったというのが正直なところ。😑

以前、同じような材料で室外機ルーバーを作ったのだが、今回はその時ほど劇的な効果を得ることができなかった。

自作室外機ルーバーの記事はこちら👈LINK


それでも室外機が涼しげになった分、熱交換効率は絶対に良くなっているはずだから節電にはなっていると信じたい。


じゃあこの日除けの一番の効果は何かというと、「エアコンが近いうちに壊れちゃうんじゃないか」という俺の心理的負担が減ったというところであろう。

エアコンの寿命は10年程度と言われているが、20年ぐらい頑張ってもらいたいと思うのが正直なところ。

だって安い電化製品じゃないんだからさ、居間や寝室やら子供部屋等の複数台あるエアコンを10年程度で買い替えてたら、俺の晩酌代が出せなくなっちまうよ。


強烈な日差し、土砂降りの雨、しんしんと降り積もる雪、、、

過酷な環境に置かれている室外機を大切に扱って、エアコンの寿命を伸ばそうではないかっ!

熱々おでんだった南側の室外機
もうこれで一安心

熱湯風呂だった西日の当たる室外機
こちらも一安心


そうそう、今回用意したブラウンスモークマットのヒシ波ポリカは一般的なホームセンターでは見つからない可能性が高い。

そうは言っても、ネット通販にてこのような大きな品物を入手しようとすると送料も乗っかって価格がうんと高くなるので、頑張ってスーパービバホームやビーバープロ等の品揃え豊富な本格プロショップにて安価に入手して欲しい。

ちなみに俺はスーパービバホームにてSPF材(1×4材)と併せて購入した。

上手にネット通販を使って、晩酌代を捻出しよう。

今夜は涼し気な室外機に乾杯だ。🍻





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